理事長所信

スローガン

EVERGREEN

~いつまでも活き活きとしたまちであるために~

所信

〇はじめに

昨年2019年新天皇の即位に伴い、平成から令和への改元がなされました。赤穂市内に目を向けますと、1月には市長選挙が行われ新市長が就任し、5月には「『日本第一』の塩を産したまち播州赤穂」が日本遺産に認定されました。そして今年2020年は待ちに待った東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。いつになく大きな出来事に立ち向かうことになる私たちは、改めて日本の歴史文化へと思いを馳せることで先人への敬意を抱き、同時に新たな時代の始まりを感じ未来への期待に胸を膨らませています。この時代の流れのダイナミズムを味方に付けることは、私たち赤穂青年会議所が大きく飛躍する好機だと考えます。青年会議所の在籍資格は20歳から40歳までと限りあるものです。そして人の一生を考えたとき、20代30代は自分を取り巻く環境がとりわけ目まぐるしく変化する時期です。そんな年代だからこそ多方面へ意識のアンテナを張り、ニーズを敏感に感じ取ることができるのではないでしょうか。さらに高い順応性を持ち世の中の変化にいち早く対応することで青年会議所が率先して行動することができるのです。本年度赤穂青年会議所は、私たち青年ならではの行動力を発揮することで赤穂がより活き活きとしたまちとなるよう、思いを新たに活動して参ります。

〇まちに影響を与えられる人材の拡大

近年、赤穂市の人口は減少傾向にあります。とは言え、赤穂の活気を損なうわけにはいきません。このような時代だからこそ、私たちは自分たちにできることを見つけ出し、まちの活気を絶やさぬ最大限の努力を行う必要があります。しかし、人口と同様、赤穂青年会議所の会員数も減少傾向にあります。私が入会した2010年からでも会員数は約3分の1となっています。現在の会員数だからアプローチできることももちろんありますが、会員数の減少を理由にまちに対してできることが減ってしまうのはとても寂しいことです。赤穂青年会議所という団体としてまちとのつながりをより強固にするためには、やはり会員拡大が急がれます。会員拡大とはただ会員数を増やすということではありません。共にまちのことを考え活動し、まちに影響を与えられる人材を一人でも増やすということです。そして同じ志を持ち共に行動する者はやがて仲間となります。固い絆で結ばれた仲間が増えることで私たちの推進力はより強くなり、まちへの影響力が増大します。赤穂青年会議所のエネルギーをまちに伝播していく仲間を増やしていくことも、現在の私たちに課せられた使命です。

〇未来ある青少年に一つでも多くの経験を

陶冶性の高い青少年期により多くの体験をすることは、その後の人間形成に影響を与えます。例え大きな衝撃を与える出来事でなくても、子どもたちの記憶の中に蓄積していくことで豊かな人間性を涵養することにつながると考えています。私たち大人が子どもたちに多様な経験に触れる機会を提供することで、子どもたちの経験のストックを増やしていきたいのです。私たちができることは小さな種を播くことだけかもしれませんが、同じまちに暮らす子どもたちが輝かしい未来を切り拓くための一助となればと考えます。また青少年事業を通して子どもたちと接することは私たちメンバーにとっても気付きを多く得られ、まちの大人としての責任感を養う良い経験となります。青少年事業を通して学んだことは、今後の私たちの暮らしの様々な場面で活かせることでしょう。

〇私たちだからこそできるまちづくり

先輩諸兄が誠実にまちと向き合う運動を続けてこられたことで、現在の赤穂青年会議所はまちからの信頼が得られ、行政及び市内諸団体との協働ができています。まちとの様々な関わり方に対して若者ならではの柔軟な発想をもって応えることで、赤穂のまちづくりの一翼を担っています。まちづくりを行う際には、赤穂の特徴や市民の多様性を考える必要があります。目前で求められていることに応えるだけではなく、市全体を巻き込むための様々な可能性を検討できる広い視野を持って事業構築を行っていかなければなりません。私たちが大局的に事業を行うことで、ひいては活気のあるまちの実現へとつながります。

〇青年経済人としての資質向上と魅力の発進

赤穂青年会議所は日々赤穂に根差して活動しています。活動に取り組む姿勢は純粋かつ真摯なものであり、また各々が自己研鑽という目的に対してたゆまぬ努力をし続けています。ともすれば日々の生活に流されてしまう中で、このようなメンバーの青年会議所活動との向き合い方は大変崇高なものだと考えています。活き活きとしたまちをつくるために活動するには、まず自分自身が活き活きとした人間でなければなりません。そのためには、私たちは日々資質の向上に努め、青年経済人としての品格を保つ意識を欠かしてはいけません。崇高な精神を持った私たちにはそれができるはずです。そして赤穂青年会議所の活動やメンバーの人となりを発信することで、まちの人々に赤穂青年会議所への理解を深めて頂きたいと考えます。認知度が高まり魅力が伝わることで、まちと私たちの距離が縮まり、まちづくりが円滑に進められるのではないでしょうか。

〇結びに

赤穂青年会議所での限られた時間で培った経験と、仲間とはぐくんだ友情は、私たちの大きな糧となりその後も私たちを大きく成長させ続けてくれることでしょう。諸先輩方は、私たち後輩にまちのために運動する意義、自分を律する心、仲間の大切さを、行動をもって教えてくれ、頼もしい背中を見せてくれました。今こそ私たちが次世代へ自分たちの背中を見せる時です。後へ続く者への道を示すために、手を取り合い前へ進んでいきましょう。私たちは「赤穂がいつまでも活き活きとしたまちであるために活動し続ける」という信念のもと邁進して参ります。